歯を失ったままにしておくと

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かみ合わせのバランスが崩れたり、虫歯になりやすくなったり、
生活面だけではなく様々な影響がでてきます。

歯をうしなったままにしておくと…

歯の噛み合わせによる影響
●歯並びがくずれ、かみ合わせがずれる(顎偏位症)

かみ合わせで失った歯の反対側の歯が、かみ合う歯がなくなるので伸びてきます。
また、失った歯の隣の歯が、失った歯の方向へ傾いてきます。

●歯間が広がり歯垢がたまりやすくなる

上記のように残った歯の移動により、歯垢のたまりやすい、むし歯になりやすい口内環境ができてしまいます。

●かみ合わせがずれる

かみやすいほうの歯でばかりかむので、さらにかみあわせがずれてしまいます。またかみ合わせのずれは、顎関節症(がくかんせつしょう)の原因となり、肩こり、あごの関節の痛み、関節音(口を開閉するときに音がなる) といった症状がでてきます。

日常生活への影響
●ふんばれないので力が入りにくくなる

当然歯をくいしばる力が弱くなってしまいます。知らず知らずのうちに歯を食いしばって力をだすものですが、その力が弱くなってしまいます。

●胃腸への負担が大きくなる

食べ物を良く噛むことができず、うまく咀嚼されずに胃腸へ送ってしまいます。そのため胃腸には大きな負担がかかり、さらに唾液の分泌が不足するようになり、消化不良を起こしがちになってしまいます。

見た目への影響
●コミュニケーションに消極的になる

人前で口を大きく開けれなかったり、発音が不明瞭なため無口になったり・・・。人とコミュニケーションをとるのに臆病になってしまい、表情が暗くなってしまいがちになります。

●歯ぐきがやせる

歯肉の中にある骨の量が少なくなるためにそれにあわせて歯肉が小さくなったように見えるのです。歯肉の退縮は、歯周病(歯槽膿漏・歯肉炎)の進行でも起こります。

●顔の変化

歯を失って時間がたつと歯肉がやせるので、頬がこけて見えたり顎がたるんで見えたりします。